近畿大学附属広島高等学校東広島校の生徒を対象としたカーボン・サーキュラー・エコノミーを学ぶ特別授業を開催しました。
将来的な、カーボンリサイクル関連技術の研究・開発等を担う人材育成に向け、近畿大学附属広島高等学校東広島校において高校生25名を対象に、カーボン・サーキュラー・エコノミーを学ぶ特別授業を開催しました。
●開催日 2026年7月17日(金)14:00~16:00
●開催場所 近畿大学附属広島高等学校 東広島校
■授業風景
出光興産株式会社にご登壇いただき、カーボンニュートラルの実現を目指す背景や、二酸化炭素を資源として活用するカーボンリサイクル技術について、具体的な事例を交えながらお話しいただきました。
はじめに、広島県から、グラフや写真を用いて地球温暖化の具体的な進行状況を視覚的に示し、持続可能な社会を築くためには、二酸化炭素の排出量と森林等による吸収量のバランスを均等にする「カーボンニュートラル」が不可欠であると伝えました。その中で二酸化炭素を資源として捉え、生物や燃料、化学品、鉱物等様々な形に変化しながら、自然界や産業活動の中で、持続的に循環する「カーボンリサイクル」の考え方について説明しました。
続いて、出光興産株式会社様より、化石資源・石油とはどのようにしてできたものなのかという内容から始まり、ホルムズ海峡封鎖や原油価格高騰が身近な石油製品へもたらす影響について、石油・石油化学と地球温暖化、カーボンニュートラルとの関係について、カーボンリサイクルに関する取組についてなどご説明いただきました。オーストラリア産の石炭も持参していただき、生徒は実際に触れて盛り上がる場面もありました。
■グループワーク
今回の特別授業では、生徒に対して「リサイクルは地球を救うのか?」をテーマにグループワークを実施し、それぞれのグループで出た意見をまとめ最後に発表を行いました。
各グループの発表では「リサイクルできるプラスチックの回収量を増やすために、洗いたくなるトレイを作る」「分別リテラシーの向上のため、教育現場で分別の仕方を学んだり、県や国で分別ルールを統一する」など様々な意見が発表されました。
特別授業を通して、生徒からは「カーボンニュートラルについて殆ど知らなかったけど、これからの社会の課題である地球温暖化を食い止めるための一つの有効な方法であることがわかりました」「まずは自分の意識を改めて、そこから社会に向けた取組を行うことが出来たらいいなと思いました」との感想がありました。
■まとめ
生徒に対し、カーボンニュートラルの実現に向けた手段の一つにカーボンリサイクルという技術があることや、その重要性を伝える貴重な機会となりました。二酸化炭素の利用価値について深く考察していた生徒の姿や、前向きな意見・感想が寄せられたことから、次世代教育の重要性を改めて実感いたしました。こうした、将来的なカーボンリサイクル関連技術の研究・開発等を担う次世代との交流にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ事務局までご相談ください!
<協力企業等>
・出光興産株式会社




