広島女学院高等学校の2年生を対象としたカーボン・サーキュラー・エコノミーを学ぶ特別授業を開催しました。
将来的な、カーボンリサイクル関連技術の研究・開発等を担う人材育成に向け、広島女学院高等学校の2年生の理系の生徒約80名を対象に、カーボン・サーキュラー・エコノミーを学ぶ特別授業を開催しました。
●開催日 2026年7月14日(火)12:50~14:20
●開催場所 広島女学院高等学校
■授業風景
マツダ株式会社様にご登壇いただき、Mazda Designと環境をテーマにご講演いただきました。
はじめに、広島県からカーボンニュートラルを達成するためには、二酸化炭素を減らす取組と二酸化炭素の吸収量を増やす取組の両方からアプローチすることが大切であると説明しました。その中で二酸化炭素を資源として捉え、生物や燃料、化学品、鉱物等様々な形に変化しながら、自然界や産業活動の中で、持続的に循環する「カーボンリサイクル」という考え方があること、広島県で取組まれているカーボンリサイクル技術の事例の一つとして、自動車工場から排出される廃液を使って藻類を培養する技術について紹介しました。
続いて、マツダ株式会社様より、脱炭素社会への貢献について2050年に考えるありたい姿や環境に配慮した自動車のデザインについてお話しいただきました。
ライフサイクル全体での二酸化炭素削減に向けて、サプライチェーン全体での取組が必要であり、カーボンニュートラル実現のためバイオ燃料の研究も行っていることや、2023コンセプトカーIconic SPや2025コンセプトカーVision Cross Coupe,Vision CompactのCMFで採用した牡蠣殻を使用した新素材についてなどご紹介いただきました。
質疑応答の時間では、研究で使用している藻類の種類やその藻類を選択した理由など、生徒が鋭い質問を積極的に行う姿が印象的で、高い関心が伺えました。
特別授業を通して、生徒からは「様々な企業や自治体が環境を良くするための取組を行っていることを知りました」「部活で環境問題についての学習を沢山しているので、今日聞いたお話を部活の活動にも活用できたらいいなと思います」「藻が燃料にかわると聞いて、植物までも燃料にできる時代になったことに驚きました」との感想がありました。
■まとめ
生徒に対し、カーボンニュートラルの実現に向けた手段の一つにカーボンリサイクルという技術があることや、その重要性を伝える貴重な機会となりました。二酸化炭素の利用価値について深く考察していた生徒の姿や、前向きな意見・感想が寄せられたことから、次世代教育の重要性を改めて実感いたしました。こうした、将来的なカーボンリサイクル関連技術の研究・開発等を担う次世代との交流にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ事務局までご相談ください!
<協力企業等>
・マツダ株式会社



