令和4年度 第2回マッチング交流会
講演Ⅰ「カーボンリサイクルのあるべき姿と新たな技術展開」
広島大学自然科学研究支援開発センター
特任教授 斉間 等 氏
カーボンリサイクルで必要となるCO₂の分離・回収技術やメタンへのCO₂リサイクル、アンモニアメタネーションについてご説明を頂きました。
特に、斉間先生ご自身が企業で技術者として開発してきたCO₂吸着法や、現在大学で研究を進めているアンモニアメタネーションは、今後国内外でカーボンリサイクルを進めていくにあたって有効な技術であり、早期の社会実装が期待できるような研究もご紹介頂きました。
講演Ⅱ「総合製紙業から総合バイオマス企業へ~日本製紙グループの取組みについて~」
日本製紙株式会社 原材料本部長付部長
兼 バイオマスマテリアル事業推進本部 事業転換推進室
主席調査役 太刀川 寛 氏
日本製紙株式会社様が国内外で進めている森林資源の造成は、原材料バイオマスの安定供給、高品質化・低コスト化だけでなく、高成長樹木など生育を向上させることでCO₂吸収効果も高まります。
また、これまでプラスチックを使用していた製品を紙に置き換えるなど木質資源の用途拡大のための開発も積極的に推進されており、「総合バイオマス企業」として森林資源を効果的に活用することでカーボンニュートラル実現を目指す取組の全体像をご紹介頂きました。
開催日時 |
2022年7月7日(木)15:00~16:30 |
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開催方法 |
オンライン |
費用 |
無料 |
人数 |
- |
参加対象 |
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申し込み締切 |
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備考 |
受付は終了しました