Vol. 46
「社会課題の解決を通じて持続可能な未来づくりに貢献します」
株式会社ホンダトレーディングは1972年にHondaの新しい市場の探求と流通網の開拓を目的とした企業として誕生し、現在19か国57拠点で事業展開を行っています。グローバルオペレーションの強みを活かし、主に自動車に使われる原材料の調達から製造、販売、リサイクルまでのバリューチェーンをトータルでサポートしております。
Hondaは2021年に、「カーボンニュートラル」「クリーンエネルギー」「リソースサーキュレーション」、この3つを1つのコンセプトし、具体的な目標年や行動を定めた「Triple Action to ZERO」を掲げ、2050年までに製品だけでなく企業活動を含めたライフサイクルを通じて「環境負荷ゼロ」の循環型社会の実現を目指しています。
その中で、ホンダトレーディングは、
- 製造事業(アルミの溶湯供給によるCO2削減)
- 輸送領域(モーダルシフトや、輸送効率の良い船舶輸送。また、リターナブル容器(資材)の積極的な利用や、製品への影響がない範囲での梱包仕様変更による梱包資材削減)
- 環境ソリューション設備(排水処理工程にて発生する有機汚泥の分解・削減に「バイオ剤」の提案等)
- 使用済み自動車の資源循環(鉄・樹脂・アルミ・レアアース等のスクラップ素材を再資源化)
- 自動車販売店で発生する排出物のリサイクル(使用済み鉛バッテリーを新品鉛バッテリーの原料へ活用等)
- 紙資源のリサイクル(回収した古紙は、製紙会社にて再資源化を行い、紙資源としてパンフレットなどに再利用等)
などに取組んでいます。
これから、各企業様のカーボンニュートラル達成に向けた支援業務を開始いたします。
今後、カーボンニュートラルに向けて取組みを開始される企業様で、ご興味・ご関心ある方いらっしゃいましたら、是非ともお声がけ頂けましたら幸いです。
著者プロフィール
森 晋作(もり しんさく)株式会社ホンダトレーディング
営業推進部 西日本エリア長
2019年に広島にサテライトオフィスを設立し、中国地域での営業・サービスを開始
今後、先述のカーボンニュートラル導入支援、新規事業創出を担う