活動状況

CONTACT

CARBON CIRCULAR ECONOMY

マッチングイベント

令和6年度 第8回マッチング交流会

開催報告

講演Ⅰ「JR西日本におけるGXの取り組み」

西日本旅客鉄道株式会社
鉄道本部イノベーション本部GX戦略室
室長 千田 誠 氏

 

JR西日本グループでは、2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、グループ全体のCO2排出量(連結でのスコープ1+2)を2013年度比で2025年度に35%減、2030年度に50%減削減することを目指しています。「中期経営計画2025」でも、社会インフラを担う企業グループとして地球環境保護に取り組むため、2023年度からの5年間での約1,100億円の関連投資によって、地球温暖化防止、循環型社会構築、自然との共生に資する取組を進めています。
今回のご発表では、こうした取組の一環として、列車運転での再エネ由来電力の利用、次世代バイオディーゼル燃料の導入検討に加え、今後の鉄道アセット活用による水素利活用構想についてご説明を頂き、具体的な動きとして兵庫県姫路地区や岡山県水島地区、そして山口県周南地区を起点とした地域・企業による水素利活用計画を検討することで、西日本エリアの経済・産業の持続的な発展に貢献する目標をご紹介頂きました。

 

 

講演Ⅱ「商船三井におけるアンモニア輸送等の取り組み」

株式会社商船三井
エネルギー営業本部
カーボンソリューション事業群
電力事業ユニット
カーボンマネジメント事業チーム
チームリーダー 淡輪 健一郎 氏

 

商船三井グループでは、グループ総力を挙げて「2050年ネットゼロ・エミッション」を目指し、クリーンエネルギーの導入や省エネ技術の向上、低・脱炭素化事業の拡大を進めています。その中でも、水素・アンモニアの輸送や利用に向けたインフラ整備は、自社船舶の化石燃料で排出される温暖化ガスを削減するだけでなく、国内外での脱炭素化に向けて極めて重要な役割を果たします。
今回のご発表では、アンモニアの輸送船とアンモニア燃料船に関する取組を中心に、クリーンアンモニアなど燃料の製造や供給など川上・川下での事業開発、外航船だけでなく内航船でのアンモニア輸送と船舶燃料での利用、さらには液化水素の輸送と船舶燃料での利用やCO2の輸送、CCSプロジェクトへの参画など、国内外でのカーボンニュートラル実現に向けた幅広く壮大な取組についてご説明を頂きました。

 


 

交流会開催内容

 

令和6年度 第8回マッチング交流会を開催いたします。
今回は、講演Ⅰ:西日本旅客鉄道株式会社より「JR西日本におけるGXの取り組み」を、講演Ⅱ:株式会社商船三井より「商船三井におけるアンモニア輸送等の取り組み」についてご発表いただきます。
カーボンリサイクルやカーボンニュートラルを推進するにあたり、水素・アンモニアの導入に向けた議論が様々行われています。水素・アンモニアは輸送・発電・産業といった多様な分野の脱炭素化に寄与する重要なエネルギー源です。現在水素・アンモニアの社会実装の加速が求められており、サプライチェーンの構築と拡大を図ることが急務となっています。
この度、水素・アンモニアの輸送・調達をテーマに、水素・アンモニアの大規模・安定調達に向けた効率的なサプライチェーンを実現すべく積極推進されている2者にご講演いただきます。大変貴重な機会となっておりますので、ぜひご参加ください!
なお、会員以外の方も参加可能ですので、カーボンニュートラル・カーボンリサイクルにご関心のある皆様のご参加をお待ちしております(同一所属先からの参加者数に制限はありません)。

 

講演Ⅰ 15:05~15:35(30分)
「JR西日本におけるGXの取り組み」

西日本旅客鉄道株式会社
鉄道本部イノベーション本部GX戦略室
室長 千田 誠 氏
概要資料はこちら

 

講演Ⅱ 15:35~16:05(30分)
「商船三井におけるアンモニア輸送等の取り組み」

株式会社商船三井
エネルギー営業本部
カーボンソリューション事業群
電力事業ユニット
カーボンマネジメント事業チーム
チームリーダー 淡輪 健一郎 氏
概要資料はこちら

 

総括・事務連絡など 16:05~16:20(15分)

開催日時

2025年1月31日(金)15:00~16:20

開催方法

オンライン  

費用

無料

人数

-

参加対象

 

申し込み締切

2025年1月24日(金)17:00 

備考

 

受付は終了しました