令和6年度 第6回マッチング交流会
開催報告
講演Ⅰ「微細藻類産業化に向けた取り組み」
一般社団法人日本微細藻類技術協会(IMAT)
事務局長 野村 純平 氏
一般社団法人日本微細藻類技術協会(IMAT)は、日本国内の微細藻類事業者の意見・技術の集約の場として、標準化(研究開発の標準手法や規格の確立・規定など)、研究用テストベッド整備(微細藻類事業者の共通利益に資するオープンな研究開発設備の整備など)、事業創出支援(イベントや情報発信を通じたイノベーション創出など)を通じて、微細藻類の産業利用と関連技術の発展を推進しています。
今回のご発表では、こうした共通基盤の整備とともに、大崎上島町のカーボンリサイクル実証研究拠点で進めているSAFや医薬品、工業用油脂等を目指した研究開発、環境調節による多様な気候・環境下での微細藻類種の培養、乾燥・抽出工程の開発、それらの測定・分析手法や培養方法・条件の標準化に関する研究についてご説明を頂きました。
講演Ⅱ「NEDO人材育成講座/カーボンリサイクルに係る特別講座の紹介」
広島大学大学院先進理工系科学研究科
市川 貴之 教授(広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会 会長)
岡村 幸壽 客員教授
大崎上島町での実証研究拠点をはじめ、広島県内外でのカーボンリサイクルに関する研究開発プロジェクトが進む中、広島大学でも企業との連携を深め、大学の部門を横断してカーボンリサイクルに関連する戦略的研究テーマを創出するため、2021年2月にカーボンリサイクル実装研究センター(Hi-CRiC)を設立し、2022年には関連する研究センターを統合してA-ESG科学技術研究センターを設立しました。
こうした活動の中で、将来的にカーボンリサイクルの技術を支える人材の育成と産業間・産官学の連携を促進するための人的交流と周辺研究の推進のため、NEDOの委託事業として人材育成講座「カーボンリサイクル特別講座」を開講します。今回は、この講座の座学・実習内容とともに、ワークショップや意見交換会、関連施設の見学会といった今後3年間の計画をご紹介頂きました。
交流会開催内容
令和6年度 第6回マッチング交流会を開催いたします。
今回は、講演Ⅰ:一般社団法人日本微細藻類技術協会より「微細藻類産業化に向けた取り組み」を、講演Ⅱ:広島大学より「NEDO人材育成講座/カーボンリサイクルに係る特別講座」についてご発表いただきます。
講演Ⅱでは、カーボンリサイクルの社会実装・普及に向けた人材育成・産業間連携を促進することを目指したNEDO人材育成事業『カーボンリサイクルに係る特別講座』に広島大学が採択されたため、その概要をお知らせします。
この講座は、カーボンリサイクルに関する多様な情報収集や人材育成等を行える機会となりますので、会員の皆様をはじめ会員外でもカーボンリサイクルやカーボンニュートラル等についてご関心のある方は、ぜひご参加ください!
講座の具体的なプログラムや参加方法等は講演Ⅱの中でご案内いたします!
講演Ⅰ 15:05~15:35(30分)
「微細藻類産業化に向けた取り組み」
一般社団法人日本微細藻類技術協会(IMAT)
事務局長 野村 純平 氏
概要資料はこちら
講演Ⅱ 15:35~16:05(30分)
「NEDO人材育成講座/カーボンリサイクルに係る特別講座の紹介」
広島大学大学院先進理工系科学研究科
市川 貴之 教授(広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会 会長)
岡村 幸壽 客員教授
概要資料はこちら
総括・事務連絡など 16:05~16:20(15分)
開催日時 |
2024年11月1日(金)15:00~16:20 |
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開催方法 |
オンライン |
費用 |
無料 |
人数 |
- |
参加対象 |
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申し込み締切 |
2024年10月25日(金)17:00 |
備考 |
受付は終了しました