広島県では、カーボン・サーキュラー・エコノミー※の実現に向けて、令和4年にカーボンリサイクルを核とした新たな産業集積を目指すための方向性や取組を「推進構想(初版)」として定めました。
今回、国のカーボンリサイクルロードマップの改定や、県のこれまでの取組で見えてきた課題等を踏まえ、令和7年度から概ね3年間の取組方針を推進構想の「第二版」として改定し、この方針に沿って取組を一層進めていきます。
※CO2を資源と捉え、CO2が生物や化学品、燃料等、様々なかたちに変化しながら、自然界や産業活動の中で、大気中のCO2を増加させることなく、持続的に循環する社会経済のこと
カーボン・サーキュラー・エコノミー実現に向けた広島県の考え方と意気込み
各国の温室効果ガス削減目標や政府のエネルギー転換イメージを示しながら、国内外の動向と県内産業への影響を考察
広島県の強み(大崎上島の実証研究拠点、これまでの県の研究開発支援や事業化支援の取組など)を整理し、県がつなぎ役となって、多くの企業や研究者の連携によるカーボンリサイクルの技術開発や事業化を進めている状況を整理
研究拠点整備による「拠点化=ブランド化」と、スタートアップ企業を中心とした「新産業の集積」を進めるための概ね令和7年度~9年度の取組