広島県では、カーボン・サーキュラー・エコノミーの実現に向けて、カーボンリサイクルを核とした新たな産業集積を目指すための方向性や令和4年3月から今後3年間の取組を「推進構想」として整理しました。
カーボンニュートラルに向けた動きが世界的な潮流となり、今後、社会経済構造の大規模な変革が見込まれる中で、新たなビジネスの誕生が期待されています。
カーボンリサイクルは、化学や機械等の高い技術力が求められる分野で、市場規模が将来大きく成長することが予測されており、また、県内で実証研究拠点の整備が進んでいるなど本県に優位性があります。
カーボン・サーキュラー・エコノミー実現に向けた広島県の考え方と意気込み
各国の温室効果ガス削減目標や政府のエネルギー転換イメージを示しながら、国内外の動向と県内産業への影響を考察
広島県の強み(大崎上島の実証研究拠点、県内の研究者や企業の保有技術や取組など)を整理し、カーボンリサイクル分野の技術開発とともに、カーボンリサイクル以外のCO2排出削減技術についても幅広く支援・育成する方向性を提示
研究拠点整備による「拠点化=ブランド化」と、スタートアップ企業を中心とした「新産業集積」を進めるための今後3年間の取組
カーボンニュートラル、カーボンリサイクル等に関する専門的な見識を有する企業・団体、自治体等の意見を聴取し、推進構想の内容を検討する上での参考とするため推進構想ワーキンググループを設置しました。