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CARBON CIRCULAR ECONOMY

広島県は令和3年5月20日(木)に、広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会を設立しました。

世界的な脱炭素社会への動きを見据えて、広島県がCO2削減とカーボンリサイクルの先駆的な研究開発の拠点となるよう、そして、これら技術の社会実装への取組を推進し、地域振興さらに「カーボン・サーキュラー・エコノミー」実現を目指して活動します。

メッセージ

広島県カーボン・サーキュラー・エコノミー推進協議会
会長 市川 貴之 広島大学大学院先進理工系科学研究科 教授
広島大学カーボンリサイクル実装プロジェクト研究センター センター長

広島県を中心とする瀬戸内海沿岸地域には、カーボンリサイクルの高いポテンシャルがあります。

例えば、日照時間が長く温暖な気候を利用した太陽光発電でCO2フリー水素を製造し、工業地域から排出されるCO2を反応させることで様々な化学品を製造することも可能です。

広島大学では、本年2月に、カーボンリサイクル実装プロジェクト研究センターを設立し、再生可能エネルギー産出技術の研究や、CO2の捕捉・固定化技術等の研究を行っています。

本協議会を通じた産学官の強固な連携の下、世界のカーボンニュートラルに貢献できると強く期待しています。

広島県知事 湯﨑 英彦

大気中に放出されるCO2の削減を図るカーボンリサイクルは、カーボン・サーキュラー・エコノミー社会の実現に向けた重要かつ有望な技術ですが、その多くが研究段階にあります。

大崎上島町では、発電所から排出されるCO2リッチガスを利用した、カーボンリサイクル実証研究拠点の整備が進められており、県ではこうした動きと連携しながら、今後、様々な視点で研究や実証を促進していきたいと考えています。

広島県は、カーボンリサイクルやカーボンニュートラル関連技術の開発と社会実装に挑戦する皆さまを応援します。

共に、未来にチャレンジしましょう!

活動概要

本協議会は、カーボンリサイクルを通じた広島県の目指すべき姿や地域振興策、協議会参加者の取組を進展させるため、協議・意見交換の場の提供や産学金官の連携を活性化させていきます。

取組

  1. 推進方策の検討推進構想(第二版)を令和7年に策定しました

    より良い環境づくりを目指して推進方策の検討
    皆さまと一緒に、広島県の目指すべき方向性や具体的取組の検討を行います。
  2. マッチング支援

    皆さまの取組をより前進させるためマッチング支援
    これまで50件以上のマッチングを創出。
    企業や大学等、会員間のマッチングを促進させるイベント等のコンテンツを提供します。
  3. プロジェクト創出

    カーボンリサイクル技術の社会実装に向けてプロジェクト創出
    これまで5件以上のワーキンググループを設置。
    カーボンリサイクルに関連するテーマを設定し、会員間で社会実装に向けた検討・議論を行う機会を提供します。
  4. 情報発信

    世界に向けた情報発信
    G7広島サミットや第5回カーボンリサイクル産学官国際会議2023にて実績あり。
    国際会議等の世界のカーボンリサイクル関係者が集う場において、政府関係者や研究者に向けて皆さまの取組等の情報発進を行う機会を提供します。
  5. 会員間の交流

    あらゆる主体との連携を探る会員間の交流
    カーボンリサイクル関連施設への視察や、次世代を担う大学生・高校生との交流イベント等、あらゆる主体との連携機会を提供します。
  6. 情報共有

    メールマガジンによる情報共有
    最新の会員の取組を紹介し、新たな事業のきっかけを作ります。

会員

会員限定のイベントや交流会など企画・実施しています。会費は無料です。

入会手続き

規約

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事務局

広島県 商工労働局 環境・エネルギー産業課
〒730-8511 広島市中区基町10-52
TEL 082-513-3368